区分線、内外装用塗料
水性ハードラインW-100
水性ハードラインW−100は、路面標示用塗料で長年ご愛顧頂いておりますハードラインC−500の姉妹品で、地球環境と安全性を考慮して開発された水性路面標示用塗料です。水性アクリル樹脂エマルションを主成分とした常温乾燥タイプで、塗装しやすく、路面との付着性・耐久性にも優れており、駐車場等の区分線に最適です。
- (一社)日本塗料工業会登録
- 登録番号:A03076
- ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆
特長
- 安全性 塗料に鉛化合物を含んでおりませんので周囲の環境を汚染しません。
- 速乾性 乾燥が速く、塗装後30分で車輌の通行が可能です。(気温23℃・湿度50%の場合)
- 良好な作業性 水性タイプで、溶剤型塗料特有の臭いもなく、火気の心配もなく、ローラーで簡単に塗装できます。
- 優れた耐久性 ひび割れ、はがれを起こしにくく自動車の重圧、車輪による摩耗に長期間耐えます。
用途
- 駐車場の区分線
- 工場構内等の通行区分線
- 倉庫・商店等の在庫区分線 ※二液型のエポキシやアクリルウレタン系塗料等の塗膜上には、塗装できません。
※屋内には適しません。
標準色
3色(各色つや消し)
白、黄(道路標示黄色 日塗工D15-60V近似色)、クロ
内容量
16kg/石油缶
4kg/丸缶
※4kgはケースでの販売となります(1ケース4缶入り)。
※クロのみ1缶での販売ができます。
製品荷姿
塗り面積・塗り回数
16kg:15㎝幅のラインで170〜360m/2回
4kg:15㎝幅のラインで40〜90m/2回
コンクリート面用シーラー
ベストシーラーK(水性カチオン型シーラー)
16kg:15㎝幅のラインで700〜1000m
4kg:15㎝幅のラインで170〜260m
施工仕様例
アスファルト面
工程 | 塗装方法 | 希釈量 (wt%) | 塗布量(kg/m²) | 塗装間隔(23℃) | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 下地処理 | 泥や砂、ゴミ、ホコリ、油等をきれいに除去してください。下地を充分に乾燥させてください。基準線に沿って布粘着テープで均一にマスキングしてください。 | – | – | – |
2 | 上塗り1回目 | 水性ハードラインW-100をローラー刷毛にたっぷり含ませ、基準線に沿って均一に塗装してください。20mm以上の長毛ローラーをお勧めします。 この時、ローラー刷毛を強く地面に押して塗装すると規定以上の巾になったり、塗りムラが出来たりするので、最初は軽くローラーを押し、塗料が減少していく度合いを見ながら少しずつ力を加えて均一に塗ってください。 | – (夏期:清水0~5) | 0.20〜0.40 | 30分以上 |
3 | 上塗り2回目 | 前工程(上塗り)と同じ。 | – (夏期:清水0~5) | 0.10〜0.20 | – |
●新設のアスファルト面における注意事項
転圧の際に油を多く使った場合、塗料の付着が悪くなりますので、中性洗剤で除去し、水洗いした後、完全に乾かしてください。
コンクリート面
工程 | 塗装方法 | 希釈量 (wt%) | 塗布量(kg/m²) | 塗装間隔(23℃) | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 下地処理 | 新設コンクリートは打設後1ヶ月以上の養生期間を取り、#60程度のサンドペーパーで表面のレイタンス、エフロレッセンス等の脆弱層を除去してください。泥や砂、ゴミ、ホコリ、油等をきれいに除去してください。下地を充分に乾燥させてください。基準線に沿って布粘着テープで均一にマスキングしてください。 | – | – | – |
2 | 下塗り | ベストシーラーKを無希釈のまま、刷毛、ローラー刷毛で塗装してください。 | – | 0.10〜0.15 | 3時間以上 |
3 | 上塗り1回目 | 水性ハードライン W-100 をローラー刷毛にたっぷり含ませ、基準線に沿って均一に塗装してください。12mm以上の中毛ローラーをお勧めします。この時、ローラー刷毛を強く地面に押して塗装すると規定以上の巾になったり、塗りムラが出来たりするので、最初は軽くローラーを押し、塗料が減少していく度合いを見ながら少しずつ力を加えて均一に塗ってください。 | – (夏期:清水0~5) | 0.20〜0.40 | 30分以上 |
4 | 上塗り2回目 | 前工程(上塗り)と同じ。 | – (夏期:清水0~5) | 0.10〜0.20 | – |
※1 コンクリート面には、必ずベストシーラーKを下塗りしてから塗装してください。
※2 ベストシーラーKはカチオン型の塗料です。他の塗料と混合しますと塗料がゲル化する恐れがありますので、絶対に混合しないでください。
※3 ベストシーラーKに使用する塗装用具は、他の塗料が残っていないものを使用し、使用後は充分に洗浄してください。
●新設のコンクリート面における注意事項
新しいコンクリートは、打設後1ヵ月以上の養生期間をとり、#60程度のサンドペーパーで表面のエフロ、レイタンス等の脆弱層を削ってください。