床用塗料
フロアトップアクア エポ21
二液水性中膜厚型エポキシ樹脂塗料
水性で、安全・使いやすく非危険物で保管場所にも困りません。
フロアトップアクア エポ21は、低臭で安全性(非危険物)に優れ、幅広い既存塗膜にプライマーレスで塗替え可能な床用塗料です。従来2回塗りの水性床用塗料と比較してローラー施工1回塗りで膜厚が付き、仕上りは高光沢を実現しました。優れた耐久性・耐汚染性を発揮します。
※カタログPDFには#40ベージュの記載があります。現在は廃止色となっています。カタログ改訂時に削除予定です。特長
- 使う人に優しい高い安全性 消防法非危険物・厚生労働省指針13物質非含有・学校環境衛生の基準指定6物質非含有 など
- 幅広い種類の塗膜にプライマーなしで上塗りができます アクリル系、ウレタン系、アクリルウレタン系、エポキシ系の既存塗膜にプライマーなしで塗装できます。
- 1回塗りで溶剤エポキシ2回分以上の膜厚で施工できます 膜厚と耐摩耗性により塗り回数と塗り替えサイクルを削減します。
- 優れた高光沢・耐汚染性 フォークリフトが頻繁に走行する倉庫でも、洗浄剤「スーパーオイルクリーン」で汚れが簡単に拭き取れます。
用途
- 耐久性や耐汚染性を求める各種工場、倉庫、事務所等の屋内床面
- 低臭、非危険物、特定化学物質障害予防規則対応の床用塗料を使用したい現場
荷姿
- 12kgセット
- 主剤:4kg/石油缶、硬化剤:8kg/半切缶
- 配合比
- 主剤:硬化剤=1:2(重量比)
塗り面積
- コーティング工法(塗り替え仕様)
- 30~40m²
- コーティング工法(コンクリート面仕様)
- 30~40m²
※下地の状況や仕様により塗面積は増減します。
製品荷姿
標準色
- 6色 ※カタログPDFには#40ベージュの記載があります。現在は廃止色となっています。カタログ改訂時に削除予定です。
- #9サマーグリーン・#11グリーン・#15ライムグリーン・#21アメリカングレー・#31スパニッシュブラウン・#50アイボリー
※調色も承ります。
塗装できる既存塗膜(当社製品について)
既存塗膜の成分 | 製品名 | 備考 |
---|---|---|
一液型アクリル(水性系) | フロアトップ#1400、W#5000 | 既存塗膜をサンディング後直接、上塗りできます。 |
一液型アクリル(溶剤系) | フロアトップ#5000 | |
一液型ウレタン(溶剤系) | マークレス | |
二液型アクリルウレタン(水性系) | アクアクリーンU | |
二液型アクリルウレタン(溶剤系) | フロアトップ#7000 | |
二液型エポキシ(水性系) | 水性アトムエポクリーン | |
二液型エポキシ(溶剤系) | フロアトップ#8500、#8500速乾 | |
二液型エポキシ(無溶剤・ハイソリッド) | フロアトップ#8000、エポワン※1、クイックアンダー |
※既存塗膜が他社品の場合は、当社にお問い合わせください。
※1 エポワンはハイソリッドタイプです。
施工仕様例
①既存塗膜塗り替えコーティング工法
工程 | 製品名 | 希釈剤 | 希釈量(wt%) | 塗布量 (kg/m²) | 施工方法 | 塗装間隔 (時間/23℃) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 下地処理 | 既存塗膜をポリッシャーサンダー(#100のメッシュまたは#100程度のペーパーを使用)等により全面サンディングしてください。 | |||||
2 | 上塗り | フロアトップアクア エポ21 | – | – | 0.3~0.4 | 主剤と硬化剤を4kg:8kgの割合(重量比)で混合し、電動撹拌機にて充分に混合撹拌した後、あらかじめ区画割りした床面にローラーばけ、はけ等にて塗装してください。用具洗いは合成シンナーNo.6をご使用ください。 | – |
②新設コーティング工法
工程 | 製品名 | 希釈剤 | 希釈量(wt%) | 塗布量 (kg/m²) | 施工方法 | 塗装間隔 (時間/23℃) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 下地処理 | コンクリート打設後、4週間以上経過しており、含水率5%以下であることを確認してください。 下地に付着している土、泥、異物等を取り除き、またレイタンス、エフロレッセンス等をポリッシャーサンダー等で完全に取り除いてください。 特に、油汚れは塗料の付着不良を起こすため、完全に取り除いてください。 | |||||
2 | 下塗り | フロアトップアクアプライマー ハエレオ | – | – | 基材による | 材料構成と適用基材を確認してください。 主剤と硬化剤を5kg:0.5kgの割合(重量比)で混合し、電動撹拌機にて充分に混合撹拌した後、必要に応じた添加剤を加え、あらかじめ区画割りした床面にローラーばけ、はけ等にて塗装してください。 | 2~24 |
2 | 上塗り | フロアトップアクア エポ21 | – | – | 0.3~0.4 | 主剤と硬化剤を4kg:8kgの割合(重量比)で混合し、電動撹拌機にて充分に混合撹拌した後、あらかじめ区画割りした床面にローラーばけ、はけ等にて塗装してください。 | – |
硬化時間と可使時間
硬化促進剤添加量 | 気温 | 5℃ | 10℃ | 15℃ | 20℃ | 25℃ | 30℃ | 35℃ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
なし | 硬化時間 | 66時間 | 59時間 | 24時間 | 16時間 | 16時間 | 9時間 | 7時間 |
可使時間 | ― | ― | ― | 40分 | 40分 | 30分 | 15分 | |
160g(1袋)添加 | 硬化時間 | 45時間 | 24時間 | 20時間 | 14時間 | 14時間 | ― | ― |
可使時間 | 30分 | 30分 | 30分 | 20分 | 20分 | ― | ― | |
320g(2袋)添加 | 硬化時間 | 24時間 | 20時間 | 16時間 | 8時間 | 8時間 | ― | ― |
可使時間 | 30分 | 30分 | 20分 | 15分 | 10分 | ― | ― | |
480g(3袋)添加 | 硬化時間 | 20時間 | 13時間 | 13時間 | 8時間 | 8時間 | ― | ― |
可使時間 | 25分 | 20分 | 15分 | 15分 | 10分 | ― | ― |
※気温によりフロアトップアクア エポ21硬化促進剤の添加が必要になります。
※フロアトップアクア エポ21硬化促進剤(非危険物タイプ)は1袋 160gです。
※硬化促進剤は主剤、硬化剤を混合後、添加してください。