床用塗料
※カタログPDFには#40ベージュの記載があります。現在は廃止色となっています。カタログ改訂時に削除予定です。
フロアトップエポワン
エポワンは、従来の一液アクリル系既存塗膜の上に、プライマーなしで二液エポキシ塗料を塗りたいという、非常に多くのユーザーの御要望を製品設計に生かした、使いやすい塗り替え専用の床塗料です。ほとんどの既存塗膜にプライマーを必要とせず(場合によりサンディングが必要)、手軽に高性能のエポキシ塗料を塗ることが可能です。
- (一社)日本塗料工業会登録
- 登録番号:A03019
- ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆
特長
- 塗り替えに最適 広範囲の既存塗膜にサンディング(目粗し)のみで塗装ができます。(一部付着しない場合があります)
- 一回塗り・高光沢仕上げ ローラー塗装で、膜厚の付く設計のため、一回塗りで美しい高光沢な仕上がりになります。
- 耐久性に優れる 二液硬化型エポキシ樹脂で耐久性に優れ、車両の通行にも耐えることができます。
- 翌日に歩行開放できます 季節ごとの硬化材タイプを取り揃えており、塗装後翌日に歩行開放ができます。
用途
耐久性のある床材に塗り替えをしたい各種工場や倉庫等の床
内容量
- 16kgセット
- 主剤〈春秋型・夏型・冬型共通〉13.3kg/石油缶
硬化剤〈春秋型・夏型・冬型〉2.7kg/4L角缶
- 3.97kgセット小缶・受注生産
- 主剤〈春秋型・夏型・冬型共通〉3.3kg/4L丸缶
硬化剤〈春秋型・夏型・冬型〉0.67kg/1L角缶
製品荷姿
塗り面積
コーティング工法 | 30~50m²(16kgセット) 8~13m²(3.97kgセット) |
※下地の状況や仕様により面積は増減します。
標準色
既存塗膜との付着性
既存塗膜 | フロアトップ #5000、#5400 | フロアトップ #7000 | フロアトップ #8500 |
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付着性 | ○ | △ | ○ |
○ 既存塗膜の汚れを除去するだけでOKです。油汚れは塗料用シンナーで除去してください。
△ ポリッシャーサンダーにより、サンディングを行ってください。
可使時間(ポットライフ)
タイプ | 気 温 | 10℃ | 15℃ | 20℃ | 25℃ | 30℃ | 使用時期 |
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夏型 | 可使時間 | 使用不可 | 使用不可 | 30分 | 20分 | 20分 | 7月~9月 |
歩行解放時間 | – | – | 24時間 | 20時間 | 16時間 | ||
春秋型 | 可使時間 | 使用不可 | 30分 | 30分 | 20分 | 使用不可 | 4月~6月 10月~11月 |
歩行解放時間 | – | 24時間 | 20時間 | 16時間 | – | ||
冬型 | 可使時間 | 30分 | 30分 | 20分 | 使用不可 | 使用不可 | 12月~3月 |
歩行解放時間 | 24時間 | 20時間 | 16時間 | – | – |
施工仕様例
〔コーティング(1)工法〕 工法記号ESO-Ⅰ 塗り替え仕様
工程 | 製品名 | 希釈量 | 塗布量(Kg/m²) | 施工方法 | 塗装間隔 23℃(時間) | |
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1 | 下地処理 | – | – | – | 既存塗膜の剥がれ、浮きをチェックし、剥がれ部分の周囲・浮き部分を除去する。 除去した部分の下地と健全な既存塗膜の表面をポリッシャーサンダーでサンディングし、清掃する。 クラック等を処理する場合はスーパーウマールを使って処理する。既存塗膜を除去し、コンクリート素地が露出した箇所には、#800プライマーあるいはフロアトップアクアプライマーハエレオを塗装する。 油面のコンクリートの場合は、油を除去してから#500油面プライマー、油面強化コンクリート用プライマーあるいはフロアトップアクア油面プライマーを使用する。 | – |
2 | 上塗り | エポワン | – | 0.3~0.5 | 主剤:硬化剤=5:1(重量比)で、電動撹拌機を用いて充分混合撹拌した後、あらかじめスパン割りした下地に流し、ローラーばけ、はけ等を用いて均一に塗布する。一般のローラーばけを使用する際は、塗料の粘度が高いため、毛抜けにご注意いただくとともに、毛の抜けにくいローラーをご使用ください。 | – |
※塗装間隔は最短時間と最長上塗り可能時間です。