道路・路面標示

アトムセフティーガイドシートW

視覚障がい者誘導用成型シート

アトムセフティーガイドシートWはタイル調仕上の視覚障がい者誘導用成型シートです。成型シートはMMA樹脂製で、表面を滑りにくい加工にしているため安全性に優れ、セラミック骨材とメッシュの採用により耐久性に優れます。また、接着材にもMMA樹脂を使用するため、成型シートと一体化し、接着性も優れます。
舗装を掘削せずに成型シートを速乾型接着材で路面に貼りつけるので工期短縮でき経済的です。交通解放までの時間も早くでき、歩行者に配慮します。

製品カタログ(891KB)

特長

  • タイル調仕上げ 施工路面の舗装切断および掘削を必要とせず、少ない建設副産物でタイル調仕上げにできます。
  • JIS対応品 JIS T 9251対応品:MMA樹脂製の成型シートであり、均一な突起高さと形状が得られます。
  • 工期短縮 工期短縮:速乾型接着材を使用しており交通開放が早く、作業工程が少ないです。
  • 耐久性に優れる セラミック骨材と補強繊維により耐久性に優れます。また接着材も同じMMA樹脂を使用しており、成型シートと一体化して剥離・突起離脱を生じないため、誘導機能を失いません。
  • 特殊な工具不要 特殊な施工器具を必要としないため、人通りの多い場所や狭い場所でも容易に作業できます。
  • 安全・安心 突起部とベース部に滑りにくい表面加工をしております(潤滑時:63BPN値)。
    視覚障害者誘導用ブロック等のすべり抵抗に関する試験(東京都)に合格。
アトムセフティーガイドシートW

荷姿

製品名種類サイズ荷姿
アトムセフティーガイドシートW誘導・警告300mm×600mm黄色・レモンイエロー段ボール箱(10枚入り)
製品名種類荷姿
アトムセフティーガイドボンド
主剤(+骨材)
クリヤー 13.6kgセット主剤4kg:骨材4.8kg × 2袋【配合比】主剤1:骨材2.4
クリヤー 6.8kgセット主剤2kg:骨材4.8kg × 1袋【配合比】主剤1:骨材2.4
クリヤーグレー15kg/缶
アトムセフティーガイドボンド
硬化剤
硬化剤 450g225g ×2 パック/段ボール
硬化剤 150g50g ×3 パック/段ボール

施工仕様

舗装の種類工程製品名使用量(シート1枚あたり)
1既設密粒舗装1接着材アトムセフティーガイドボンド主剤+骨材硬化剤
0.68kg5g~30g
2シートアトムセフティーガイドシートW1枚
2排水性、透水性、開粒舗装
インターロッキング舗装
粗面な舗装
1下地調整アトムセフティーガイドボンド主剤+骨材硬化剤
0.68kg5g~30g
2接着材アトムセフティーガイドボンド主剤+骨材硬化剤
0.68kg5g~30g
3シートアトムセフティーガイドシートW1枚

※使用量は標準量であり、舗装の表面状態により変わることがあります。
※コンクリート舗装やタイルなどのご不明点がございましたら、弊社までお問合せください。

施工工程 (開粒舗装面)

工程内容
1下地処理接着不良の原因となる舗装上の埃、油分、水分等を除去。
2作図指定された図面に従って作図幅320mmで作図、シート同士の隙間(内目地部)は5mm。
3マスキング作業作図の外側を布粘着テープ等でマスキング。
4下地調整用接着材塗布主剤の缶天面を開缶し、所定量の骨材を投入。電動撹拌機で混合し、硬化剤を投入して30 秒ほど撹拌する。硬化剤は路面温度に合わせて添加量を決定する。接着材を塗布。
5接着材
6シート貼り接着材の混合から5分以内にシートを貼りつけ。
※接着材混合から5分すぎてシートを貼りつけると、シートと接着材の付着が弱くなりシート剥離につながるため注意。
7シート圧着および位置合わせシート中心部から外側に空気を押し出すよう圧着。遠目で見て線形を確認し位置を修正。シート外目地部は両端部より12.5mmずつ、シート同士の隙間(内目地部)は5mmが目安。
8余剰接着材処理(テーパー処理)シート接合部と端部の余剰接着材を完全硬化前に取り除く。マスキングからシート端部にかけて、滑らかな勾配を作るよう接着材を取り除く作業。
(テーパー処理)
9マスキング除去余剰接着材を処理した後、マスキングを剥がす作業。接着材をシート表面に垂らさないように注意。
10養生・開放(完成)接着材の完全硬化後、交通開放。シート表面に接着材が付着した場合はサンドペーパー#80~#100で汚れをサンディングし除去。

※施工についての詳細は、「標準施工仕様書」をご確認ください。

製品カタログ(891KB)