コンクリート補修材
ライフテックスSDK-C工法
コンクリート片はく落防止対策システム
ライフテックスSDK-C工法 は、特殊加工したナイロン繊維シートとエポキシポリマーセメントモルタルによるコンクリート片はく落防止対策工法で押抜き変位10mm以上で押抜き荷重1.5kN以上に対応します。また、火災に対する安全性とVOC削減に配慮した工法でもあり、従来のガラスクロス繊維シートによる工法よりも工期を短縮することができます。
特長
- ナイロン繊維シートの採用により、押抜き変位10mm以上で押抜き荷重1.5kN以上に対応します。
- ナイロン繊維シートは耐アルカリ性に優れており、長期的にはく落防止機能を発揮します。
- 難燃性を付与したナイロン繊維シートとポリマーセメントモルタルの工法により、ガス有害性試験に合格し、火災に対する安全性もあります。
- エポキシポリマーセメント系の接着材は、作業性、硬化性、付着性に優れています。
- トップコートに耐候性に優れる土木用防汚材料であるポリウレタン樹脂塗料を採用し、長期的に美観を保持します。
- 仕上げ材の使用量や施工中の溶剤使用量の減少によりVOCにも配慮した工法です。
- 従来のFRP工法に比べ、工費を大幅に削減します。(最短6工程2日で塗装完了)
用途
- コンクリートはく落防止対策システム
- ナイロン繊維シート(特殊加工)/エポキシポリマーセメントモルタルによるコンクリート片剥落防止対策システム
荷姿
- ライフテックス#850 16kgセット(主剤/硬化剤)
- ライフテックス#460 24kgセット(主剤/硬化剤/粉体)
- KSMシート 100m(1m幅ロール)
- ライフテックス#70 16kgセット(主剤/硬化剤)
適用・施工実績
- 首都高速道路㈱/橋梁構造物設計要領
- コンクリート片剥落防止編による剥落防止工の評価基準A種B種およびトンネル内
- 旧建設省/土木構造物用防汚材料評価試験方法(案)
- (土木試験方法PWTM-3-2000pr)による性能評価
- ガス有害性試験/「防耐火性能試験・評価業務方法書」
- 4.10不燃性能試験・評価方法
ライフテックスSDK-C工法標準塗装仕様
工程 | 製品名 | 一般名 | 塗布量 (kg/m²) | 塗装間隔 (20℃) | |
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1 | プライマー工 | ライフテックス#850 | エポキシ樹脂 | 0.10 | 1時間〜7日 |
2 | 接着工 | ライフテックス#460 | エポキシポリマーセメントモルタル | 0.80 | 直後〜30分 |
3 | 貼布工 | KSMシート | ナイロン繊維シート(特殊加工) | 1.0m² | 1時間〜7日 |
4 | 接着工 | ライフテックス#460 | エポキシポリマーセメントモルタル | 0.70 | 16時間〜7日 |
5 | 上塗り工 | ライフテックス#70 | ポリウレタン樹脂 | 0.12 | 3時間〜5日 |
6 | 上塗り工 | ライフテックス#70 | ポリウレタン樹脂 | 0.12 | – |