区分線、内外装用塗料
水性ハードラインW-200
水性ハードラインW-200は、安全性や耐汚染性に優れた水性塗料です。常温乾燥タイプで、塗装しやすく、床面との付着性、耐久性にも優れており、屋内ライン用塗料に最適です。
- (一社)日本塗料工業会登録
- 登録番号:A03180
- ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆
特長
- 耐汚染性に優れる 従来のライン用塗料と比べ、屋内での耐汚染性に優れています。
- 水性タイプで良好な作業性 水性タイプなので溶剤型塗料特有の臭いや火気の心配もなく、ローラーで簡単に塗装できます。
- 速乾性 乾燥が速く、塗装後約40分で車輛の通行が可能です。(気温23℃・湿度50%の場合)
- 優れた耐久性 ひび割れ、はがれを起こしにくく耐摩耗性にも優れています。
用途
アスファルト面・コンクリート面用
- 工場内等の通行区分ライン
- 倉庫・店舗内の在庫区分ライン
- その他屋内用のライン ※二液型のエポキシやアクリルウレタン系塗料等の塗膜上には塗装できません。
標準色
2色(つや消し)
白、黄(道路標示黄色 日塗工F15-60V近似色)
内容量
16kg/石油缶
製品荷姿
塗り面積・塗り回数
16kg:15㎝幅のラインで170〜360m/2回
コンクリート面用シーラー
ベストシーラーK(水性カチオン型シーラー)
4kg:15㎝幅のラインで170〜260m
16kg:15㎝幅のラインで700〜1000m
施工仕様例
アスファルト面
工程 | 塗装方法 | 希釈量 (wt%) | 塗布量(kg/m²) | 塗装間隔(23℃) | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 下地処理 | 泥や砂、ゴミ、ホコリ、油等をきれいに除去してください。下地を充分に乾燥させてください。基準線に沿って布粘着テープで均一にマスキングしてください。 | – | – | – |
2 | 上塗り1回目 | 水性ハードラインW-200をローラー刷毛にたっぷり含ませ、基準線に沿って均一に塗装してください。20mm以上の長毛ローラーをお勧めします。 この時、ローラー刷毛を強く地面に押して塗装すると規定以上の巾になったり、塗りムラが出来たりするので、最初は軽くローラーを押し、塗料が減少していく度合いを見ながら少しずつ力を加えて均一に塗ってください。 | – (夏期:清水0~5) | 0.20〜0.40 | 40分以上 |
3 | 上塗り2回目 | 前工程(上塗り)と同じ。 | – (夏期:清水0~5) | 0.10〜0.20 | – |
●新設のアスファルト面における注意事項
転圧の際に油を多く使った場合、塗料の付着が悪くなりますので、中性洗剤で除去し、水洗いした後、完全に乾かしてください。
コンクリート面
工程 | 塗装方法 | 希釈量 (wt%) | 塗布量(kg/m²) | 塗装間隔(23℃) | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 下地処理 | 新設コンクリートは打設後1ヶ月以上の養生期間を取り、#60程度のサンドペーパーで表面のレイタンス、エフロレッセンス等の脆弱層を除去してください。泥や砂、ゴミ、ホコリ、油等をきれいに除去してください。下地を充分に乾燥させてください。基準線に沿って布粘着テープで均一にマスキングしてください。 | – | – | – |
2 | 下塗り | ベストシーラーKを無希釈のまま、刷毛、ローラー刷毛で塗装してください。 | – | 0.10〜0.15 | 3時間以上 |
3 | 上塗り1回目 | 水性ハードライン W-200 をローラー刷毛にたっぷり含ませ、基準線に沿って均一に塗装してください。12mm以上の中毛ローラーをお勧めします。この時、ローラー刷毛を強く地面に押して塗装すると規定以上の巾になったり、塗りムラが出来たりするので、最初は軽くローラーを押し、塗料が減少していく度合いを見ながら少しずつ力を加えて均一に塗ってください。 | – (夏期:清水0~5) | 0.20〜0.40 | 40分以上 |
4 | 上塗り2回目 | 前工程(上塗り)と同じ。 | – (夏期:清水0~5) | 0.10〜0.20 | – |
※1 コンクリート面には、必ずベストシーラーKを下塗りしてから塗装してください。
※2 ベストシーラーKはカチオン型の塗料です。他の塗料と混合しますと塗料がゲル化する恐れがありますので、絶対に混合しないでください。
※3 ベストシーラーKに使用する塗装用具は、他の塗料が残っていないものを使用し、使用後は充分に洗浄してください。
●新設のコンクリート面における注意事項
新しいコンクリートは、打設後1ヵ月以上の養生期間をとり、#60程度のサンドペーパーで表面のエフロ、レイタンス等の脆弱層を削ってください。